入籍日を決める際、多くのカップルが「いつにするか」で悩むものです。特別な記念日や縁起の良い日を選びたいというのは自然な願いでしょう。 近年、元旦に入籍する「元日婚」が注目されています。新年の幕開けに入籍をすることは縁起が良いと考えられています。 この記事では、元旦に入籍するメリットとデメリットについて詳しく解説します。また、元旦以外に縁起の良い入籍日についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
元旦に婚姻届を提出する際のメリットとデメリット
元旦に婚姻届を提出することでどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか？ 一年の始まりという特別な日だからこそ、メリットだけでなくデメリットも十分に理解した上で決めることが大切です。 まずはデメリットから見ていきましょう。
元旦に入籍する際のデメリット
二人だけの時間を確保しにくい
多くの人が正月を家族と過ごすため、結婚後はどちらかの実家に帰省するケースが一般的です。 夫の実家であれば妻が、妻の実家であれば夫がそれぞれ気を使いながら過ごすことになるでしょう。 特に、結婚して数年が経つと正月の準備や親戚付き合いに忙しくなり、二人だけの時間を確保するのが難しくなる可能性があります。 また、元旦は飲食店やホテルのレストランが休業していることが多いため、ロマンティックなディナーやデートを楽しむのが難しい点も考慮が必要です。 静かに二人の時間を大切にしたいカップルにとっては、元旦の入籍は適さないかもしれません。
婚姻届の提出と受理に関する手間
元旦は役所が休みのため、婚姻届の提出は時間外受付窓口で行うことになります。 しかし、元日の窓口では職員が書類の内容を確認できないため、不備があった場合は後日訂正を求められ、その際の再提出日が正式な入籍日となる可能性があります。 元旦に確実に入籍するためには、事前に役所で婚姻届を確認してもらうことが重要です。 年末の29日頃から役所が休みに入るため、それまでに準備を済ませることをおすすめします。
元旦に入籍するメリット
記念日を忘れにくい
忙しい日常の中で結婚記念日を忘れてしまうこともありますが、元旦であればその心配はほとんどありません。 特に、記念日を忘れがちな人にとっては、大きなメリットとなるでしょう。 夫婦関係を良好に保つためにも、記念日を大切にできる日は重要です。
広く祝福を受けやすい
元旦はもともとお祝いムードに包まれた特別な日です。 この日に入籍することで、新年の喜びとともに祝福を受けやすくなります。 家族や親戚が集まりやすい日でもあるため、自然とお祝いムードが高まるでしょう。 賑やかな雰囲気が好きなカップルにとっては、毎年の楽しみとなるかもしれません。
元旦に入籍することの縁起と、他におすすめの入籍日について
「元旦に入籍すると縁起が良い」とされる理由は、新年のスタートという特別なタイミングにあります。 ただし、元旦以外にも縁起の良い日がたくさんありますので、いくつか紹介します。
六曜を考慮した縁起の良い日
入籍日を決める際に、日本の伝統的な六曜（大安・仏滅・先勝など）を意識する方も多いでしょう。 特に大安は「万事に吉」とされ、結婚に適した日と考えられています。 逆に仏滅は「縁起が悪い」とされるため、避けるカップルが多いです。
天赦日（てんしゃび）
日本の暦で最も吉日とされる「天赦日」は、非常に貴重な日です。 この日に入籍すれば、特別な縁起の良さが期待できるでしょう。
一粒万倍日（いちりゅうまんばいび）
何かを始めるのに最適な日とされ、一粒の種が万倍に増えるという意味を持つ日です。 ただし、仏滅と重なると効果が半減するとされるため注意が必要です。
語呂の良い日
- 1月24日：いつもふたりは幸せ
- 1月31日：愛妻の日
- 2月2日：夫婦の日
- 3月9日：サンキューの日
- 4月22日：良い夫婦の日
- 6月11日：睦まじくいつも一緒に
- 8月10日：ハートの日
- 11月22日：いい夫婦の日
まとめ：元旦に入籍するデメリットと婚姻届提出時の注意点
元旦は新年の幕開けであり、多くの人にとって縁起が良い日です。 その特別な日に入籍することは、人生の大切な思い出となるでしょう。 しかし、デメリットや手続きの注意点もあるため、しっかりと理解した上で判断することが重要です。 パートナーと十分に話し合い、お二人にとって最適な入籍日を選んでください。
